AI-DRIVEN MANAGEMENT WORKFLOW / STRUCTURE

経営AIワークフロー 構成・運用設計

どんな箱を作り、どう運用するか
作成日
2026年6月26日
提案元
株式会社ビズム
提案先
株式会社COMPASS 西田 様
この一枚で「どんなフォルダを作り、誰が何を見られて、知見がどう溜まり、どう改善していくか」を共有し、認識を合わせることを目的とします。
01
土台 ― 全員がログを残す
FOUNDATION

この仕組みのすべての土台は「全員がAIを使い、作業のログが自動で残る」ことです。ここが回らないと、レポートもナレッジも改善も始まりません。

AIに丸投げした報告は受け取りません。本人がどう考え・どう実行し・どう結果が出たかをログに残す——この線引きが、各部門の担当者を育てる教育の仕掛けになります。
02
フォルダ構成 ― 役割ごとの箱
STRUCTURE

役割ごとにフォルダ(箱)を分けます。各箱には、その箱のことを覚えているAI設定が付き、開くだけでその役割に合った動きをします。

COMPASS経営
代表(西田様)の経営情報・経営判断
COMPASSマーケ統括
マーケ全体を統括(ヨッシー様)
広告
担当+AI
SNS
担当+AI
アウトバウンド
担当+AI
CS
担当+AI

マーケ統括の下に、広告・SNS・アウトバウンド・CSがぶら下がります。将来部門が増えても、この下に箱を足すだけで広がります。

03
情報の見える範囲 ― 上から下は見える、下から上は見えない
ACCESS

役割に応じて、見られる範囲を分けます。上の立場は下を見られますが、下の立場は上を見られません。これにより、経営情報を経営層だけに閉じたまま、現場は自分の持ち場に集中できます。

立場見られる範囲
代表(西田様)すべて
ビズム(伴走支援・木村)すべて(経営情報を含む)
マーケ統括(ヨッシー様)マーケ統括+配下すべて(広告・SNS・アウトバウンド・CS)。経営は見られない
各部門の担当自部門のみ。他部門・統括・経営は見られない
経営情報(事業の方針・各部門の集約など)は、COMPASS経営の箱に閉じます。マーケ統括や各部門からは見えないため、見せたくない情報が現場に流れる心配がありません。

このAIに入れる情報・入れない情報

この仕組みは「事業の数字で経営判断する」ためのものです。お金まわり(経理・財務・人件費など)のバックオフィス情報は、最初から対象に入れません。見せたくない情報は、仕組みの外に置きます。

入れる(対象)入れない(対象外)
各部門の事業の数字・施策・ログ(広告・SNS・アウトバウンド・CS)と、それを集約した経営判断経理・財務・人件費などのバックオフィス情報
将来、経営判断に財務面も乗せたくなった場合は、西田様のご判断でその時に範囲を広げられます。まずは事業の数字に絞り、安心して・早く立ち上げることを優先します。

ビズム(木村)が全体を見られる理由

この仕組みは、ビズムが自社で日々運用しているAI活用の構造の上に乗せて立ち上げます。そのため、伴走支援するビズム(木村)は、経営情報を含め全体を見られる状態になります。これは隠す話ではなく、改善のために必要な前提として最初にお伝えしておきます。

各部門のログを見て初めて、どこで手が止まっているか・何が非効率かが分かり、そこにビズムの実証済みの型を当て込めます。全体が見えなければ、的確な改善はできません。逆に言えば、ビズムが全体を見られるからこそ、使いながら仕組みを磨き続けられます。
04
ナレッジの仕組み ― 現場の知見を全社の資産に
KNOWLEDGE

業務データは上記の通り役割ごとに閉じますが、ナレッジ(使える型・手順・判断のコツ)は別の考え方で扱います。ナレッジは「現場で生まれ、横や下に広がってこそ価値」が出るためです。

ナレッジは「それが使える一番広い範囲の箱」に置きます。各部門にも部門ごとのナレッジがあり、まずは生まれた部門の中に溜まります。

ナレッジの範囲置き場読める人
経営だけの知見COMPASS経営の中代表のみ
全社で使える知見全社共有ナレッジ全員
マーケ全体で使える知見マーケ統括の中(共有)マーケ統括+配下すべて
各部門だけの知見
(広告・SNS・アウトバウンド・CS)
各部門の中その部門のみ

現場の知見を吸い上げる流れ(一段ずつ上げる)

① まず部門に溜める

各部門の日々のログを棚卸し(残す/捨てるを判断)し、使える型をその部門のナレッジに溜める。

② 広く使えると分かったら一段上へ

他部門でも使える → マーケ共有へ。さらに全社で使える → 全社共有へ。広がりが分かった分だけ上の箱に引き上げる。

③ 経営判断に関わるもの

経営の方針・判断に関わる知見は、経営ナレッジ(代表のみ)へ。

こうして、誰か一人の工夫が、使える範囲に応じて部門・マーケ・全社の資産になり、次に同じことをやる人が楽になります。

05
改善の回し方 ― 使いながら型を入れていく
IMPROVEMENT

最初から完璧な仕組みを組もうとはしません。まず大きく箱を作り、使い始めます。使うことで初めて「何に困っているか・どこが非効率か」が見えてきます。

① まず箱を作って使う

大きな枠(フォルダとログの仕組み)を先に作り、実際に使い始める。使わないと課題は出てこない。

② ログから困りごと・非効率を見つける

残ったログを見れば、どこで手が止まっているか・何が二度手間かが分かる。

③ そこにビズムの実証済みの型を入れる

見つかった課題に対して、ビズムが自社で動かしている型(自動化・分析・通知などの仕組み)を当て込んでいく。

先に立派な仕組みを作り込むのではなく、使いながら効くところに型を入れていく。これがいちばん早く・確実に根づくやり方です。
06
進め方 ― まず3人、それから部門展開
HOW WE PROCEED
STEP 1 まず3人で上流から使う

代表(西田様)・マーケ統括(ヨッシー様)・ビズム(木村)の3人で、まず戦略・設計の壁打ちから使い始める。ここで回し方の型を固める。

STEP 2 マーケ配下 → 他部門へ展開

3人で回るのを確認できたら、マーケ配下(広告・SNS・アウトバウンド・CS)、そして他部門へと箱を広げる。

少人数で始めるのは、つまずいた時にすぐ戻れるようにするためです。いきなり全員に広げると、不具合が起きた時に立て直せません。まず小さく確実に回します。